今回はロットボタンのお話です。

金属製・プラスチック製のタイプがあるロットボタンです。

コートやジャンバーについている小さいボタンです。

一度取れてしまったボタンは使えない

ロットボタンは、生地に穴をあけて部品が潰れないよう専用の工具を使って付けます。

金属を打ち付けて付けるので、一度取れたら同じものを付けることができません。

ボタンの取れ、生地が破れた？

ボタンが取れただけなら、新しい物交換すれば大丈夫です。しかし生地も破れた場合は、生地の傷みを直してからボタンを付けます。

ボタンだけなら自分で直してみたいという方、手芸屋さんでボタンと工具を購入できます。

YouTube等を参考に修理できますが、打ち付けの時に手を怪我されないよう、気を付けましょう。

洋服の会社名が入っているボタンは探すのが難しいんです！

洋服を作っている会社は、作った洋服の数だけボタンを用意しているところがほとんどです。ボタンだけ売っている会社は少ないので、手に入れることはできません。手芸屋さんなどで売っている、金属やプラスチックの一般的な色のボタンを使うことがほとんどです。

付いていたボタンに近い色を選ぶことをお勧めします。同じボタンでなければ付けたくない場合は、生地の破れだけでもお直しください。

ロットボタンは二つのパーツで一つのボタンの役割をします。

ロットボタンが壊れた場合、片方のパーツは傷んでいないので使えますか？というご質問をいただきます。一対でないボタンはつけることができません。ご注意くださいね。